みなさんは「青春だった」と胸を貼って言える経験ってありますか?
私にとってのその「青春」は2015年の9月6日に集約されました。
東洋大学で行われた全国学生エアロビック選手権にて
結成1か月、早稲田大学初のエアロビクスユニットSEIZEが5位入賞
私、鳥巣愛佳も個人フライト部門優勝
エアロビックの世界に早稲女旋風を起こしてきました!

初出場にも関わらずどセンターを確保。堂々とWを掲げるSEIZEは正真正銘の早稲女ですね。
目次
結成は7月中旬、エアロビの授業と友人から直感で選んだメンバー。

右から
デスノートにはまる変キャラ、まいきー
常に笑顔で全力、とりす
ミステリアス多忙ガール、はがちゃん
アナウンサーを目指し司会業頑張るももちゃん(2016年3月見事その夢を実現!)
主食はスイーツ、ミニーの追っかけ、咲希
そしてみんなのツッコミ担当隠しきれないロックガール、たまき
(たまきfacebookより引用)
オール早稲田で、なんとも濃く個性的なメンバーが集まりました。
直観で選びましたが最高のバランス、そして最高に頑張るメンバーでした。
夢の夢のステージで最高の演技

私は14年間エアロビック選手としてほぼ一人で活動してきました。
孤独もつらい練習も乗り越えてきました。しかし1年生からこのインカレに出始めて、同じ学生が仲間と共にエアロビックを楽しんでいる姿にどこか憧れを抱いていました。
1人で頑張っていたからこそ、羨ましかったんです。
そして学生最後にその夢が実現する時がきました。
「チームがないなら作れば良い」そんな単純なロジックで行動できるほど、私は瞬発力ありません。
でも声をかけたメンバーに貴重な大学生活の夏を未知の世界であるエアロビックに捧げてもらう責任と覚悟はありました。
大きな「早稲田コール」でスタンバイ
いよいよ本番、スタンバイをし鳥巣みずから「WASEDAコール」を始めました。
選手をはじめ、たくさんの方が乗って下さり会場がWASEDAモードに染まりました。
大好きな早稲田を背負って仲間と踊る日が来るだなんて思わなかった…演技前にも関わらずそれだけでもう十分幸せでした。
そして夢の夢だったインカレのステージに
結成一ヶ月、初心者メンバーの「早稲田大学SEIZE]が舞いました。
youtu.be
これすごくないですか?いや、マジで。初心者ですよ?結成一ヶ月ですよ?
自分でも驚くほどの出来で、今までで最高の演技が出来ました。
テーマである「Anniversarry」を全員が最高の笑顔で表現してくれました。

演技の中にはみんなで顔を見合わせるところも創っていましたが
全員の笑顔が本当に最高でした。多くのお客さんの温かい声援もしっかり聞こえました。痺れるほど嬉しかったです。


わざわざ応援に来てくださった方々、本当にありがとうございました。
仲間からサプライズのプレゼント
涙もでないくらい現実感がないサプライズ。やってくれましたね。


初めてのエアロビの練習で慣れないステップの組み合わせで混乱したり、慣れない踊りに毎回筋肉痛、筋トレもストレッチも毎日。
健康のためのエアロビのレッスンとは全く違い、本気の通し練習。
ダンス経験による個人のレベル差もありました。
辛い思い、たくさんしたと思います。私もそれを知っておきながら頑張ってもらうしかなかったんです。
実は誰か抜けても大丈夫なように6人のメンバーを集めました(割と真面目に)でも誰一人、弱音を吐かずに全力で頑張ってきてこの演技が出来ました。
このメンバーだったから毎回の練習が笑ってばかりで最後まで笑っていられたんだと思います。本当に感謝しています。早稲田で最高のメンバーに出会えました。

私の表情w

日体大の選手とのコラボ、早稲田ポーズ!
結果に拘らない「楽しむエアロビック」を追求し5位入賞
どんなに満足のいく演技が出来ても、数値化されて順位が出るのが大会です。
しかし私はそれには一切拘りませんでした。
「自分たちもお客さんも楽しいエアロビック」を目指して振り付けしました。それが出来れば、結果は正直どうでも良かったんです。

表彰式のリラックス具合。笑
そんな中5位入賞という結果に……

やったーーー!!!!!!
うそでしょ??耳を疑いました。
最高の演技をさせてもらって、賞まで頂けて、神様からのご褒美かもしれませんね。
チームで評価されることがこんなに嬉しいだなんて思ってもいませんでした。

みんな本当にありがとう!
学生らしく「鳥貴族」で打ち上げ

打ち上げは鳥貴族で乾杯!
本気で頑張ったからこそ、熱く語れるものがあります。
メンバーもそれぞれの思いを語ってくれて、あああ~~泣ける。っと言いたいとこですが、涙が出ない私。
多分この一ヶ月が楽しすぎて、幸せすぎて実感がないんだと思います。
私の長いエアロビ人生でみたらほんの一瞬の出来事でした。
いつか時が経って、この最高のステージがいかに幸せだったのか思い出して涙流すかもしれませんね。
その時はまたこのメンバーに笑わせてもらおうと思います。
「エアロビクス界にイノベーションを起こしたい」
そんな思いで始まった一瞬の青春でしたが、今後もこの輝きと感謝を忘れないで頑張ろうと思います。
SEIZEの皆、応援してくれた方々、本当にありがとうございました。
「はい、シーズ☆☆☆」

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