2015年9月に行われた学生エアロビック選手権にて
私、鳥巣愛佳が個人フライト部門優勝
結成1か月、早稲田大学初のエアロビクスユニットSEIZEが5位入賞
エアロビックの世界に早稲女旋風を起こしてきました!

目次
緊張もWの文字に勇気をもらって克服
「エアロビのインカレに出ない?」日常ではありえないお誘いに、大学生活の貴重な夏を捧げてくれたSEIZEメンバーは、もちろん人生初のエアロビの大会。大会に行くこと自体がはじめて。
メンバーも私も当日の朝は寝れませんでした。

会場の東洋大学がある朝霞台キャンパスに向かう我らがSEIZE御一行。
東洋大学の町でWASEDAのTシャツに駅伝の旗振って歩いています。
気分はホーム・高田馬場。
会場に着くと、学生選手権ならではの賑やかかつピリピリした雰囲気が漂っていました。
8か月の休養を経て挑んだ復帰戦で学生のチャンピオンになりました。

まずは私が個人フライト部門に出場!
昨年の12月の全国大会が終わって就職活動のために、シングルは引退。
フライトはやれたらやろうという気持ちでいましたが、チームをエントリーした勢いで個人フライト部門にも出場を決意!復帰戦です。

(レオタード姿のレアな私とのSEIZEメンバーのグリーティングタイム)
フライト部門は長時間(この大会では30分)前で指示されるエアロビクスの踊りを踊り続け、その芸術性や技術点を競う競技です。結構きついです。死にそうになる。笑
就活中も気づけば週4くらいは体を動かしていたので「30分なんとか踊り切れば」の勢いでエントリーしました。

SEIZEのみんなはずっと応援してくれていました!本当にきつかったので何よりも力になりました。

友達と気合い入れている鳥巣選手。まだ余裕。

始まる前のこのアホな元気さをこの20分後には本気で後悔しました。笑
やはり現役の無限の体力と比べて明らかに落ちていますし、体つきも変わってしまい、練習時間も場所も本当にありませんでした。
更に仕事の関係で私の頭にはすでに10パターン以上の似た様な踊りが完璧に入っています。振りを覚えるキャパも限界です。
前日まで大きな仕事があったので、フライトに出たどの選手よりもこのフライトの練習量はなかったでしょう。

色んな人に「後半いつもの笑顔が消えてた」と言われ少しショックでした。
明らかな練習不足です。
ですがそんな中でも踊っていたら「負けたくない」と超負けず嫌い精神は出てました。なんと欲深い人間なんだ私は….
しかしそれでも優勝という結果がついてきたのは、
積み重ねてきた「地道な努力」と「本番の冷静さと楽しむ気持ちのバランス」だったかと思います。
短時間で質を上げる基礎の徹底
今回の決められていた振り付けはとても簡単。
逆にいうと基礎の粗さが目立ってしまうものでした。
ですので極めるものは基礎、いかに基本に忠実になれるかどうかがカギでした。
そしてその限られた基礎の中で個性をいかに出すか。
簡単だと甘くみずビデオチェックをし、動きの細部まで魅せ方をこだわり、徹底的に集中して練習しました。
本番は冷静に。だけど全力で楽しむ
いつもならば時間が30分ならば30分を通してペース配分も練習しますが、その余裕もなかったので本番はぶっつけ本番。
だからこそ逆に冷静に調整しながらやれました。(といってもきつかったけど)
音楽が割と遅く、周りが少し音の早どりをしているように思ったので
呑まれることなく、音をよく聞いて自分のペースでやりました。
しかし学生最後のインカレということもあって、全力で楽しみました。
仲間の応援はまじで心強かったです。これなかったらリタイアしてました。笑
そして同世代のライバルたちが一斉に踊って競い合う。その非日常的な空間自体をとても楽しんでいました。
お蔭さまで無事に完舞。応援ありがとうございました。

みんなの応援のお蔭で乗り切れました!!
表彰でまさか優勝で呼ばれると思っていなかったので驚愕でした。

表彰式にてWASEDAの臙脂を光らせるレアな鳥巣選手w


マスコットキャラクターのえありーなと♪

再びグリーティングタイム。笑
みなさんありがとうございます!
振り返って思う学生最後のご褒美
学生最後に早稲田の名前で学生のトップに立つというご褒美を頂けて、単純に嬉しいの一言ですね。
競技生活は苦しいことの方が多かったですが、エアロビックを嫌いになったことは一度もありません。
その大好きな気持ちが勝ったんだと思います。
最強の片思いがようやく報われました。笑
応援本当にありがとうございました。
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