アフリカのマラウイで教育事業をしている友人に教えてもらった、私たちの知らない世界

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「あいか!!元気?」

数年ぶりに送られてきた高校時代の友人からのメッセージ。
ふと懐かしく、高校時代の記憶が蘇ります。

友人の名前は辻望実。いつもまっすぐで正義感の塊のような友人でした。

大学卒業後は海外にいることをSNS上で知ってはいたものの、
何をしているのかはよくわかっていませんでした。

彼女からの連絡がきっかけで、私は遠い世界の、
知っておかなければいけないリアルを知るのでした。

アフリカのマラウイでの生活

彼女は現在、アフリカの南東部に位置するマラウイに住んでいます。
デンマーク国内外の貧困支援事業のプログラムに参加しており、マラウイでの生活では
常識が常識でないことを日々痛感しているそうです。

一番左が辻望実さん

難民キャンプの中でも存在する貧富の差

みなさんは難民キャンプと聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?

私は祖国から逃れてきた人たちが、貧しさと戦いながら劣悪な環境で過ごしているイメージでした。
しかしながら現実は、必ずしもそうではないそうです。

望実さんの話によると、
マラウイのザレカ地区にある難民キャンプでは全員が迫害を受けている訳でもなく、ビジネスをしていたり、
渡航目的で難民キャンプにいたり、語学が堪能でリテラシーも高く、不自由でない生活をしている人たちも多いとのことでした。

さらに驚いたのは、
難民キャンプの外の地域の方が貧しいこともあるということです。

難民キャンプに関しては国や海外からの支援が寄せられますが、
それ以外への場所への支援は手がつけられておらず、国自体の貧富の差も歴然としてあるとのことでした。

難民のイメージの裏にある真実に、私は言葉が詰まりました。
声なき声が届いていない状況を目の前に、彼女が動き出さずにはいられない気持ちが、
ひしひしと伝わってきます。

アジア人としてできることを

アジア人としてデンマーク発祥のプログラムに参加している彼女は、デンマークで1年間の研修を経た後、
マラウイの難民キャンプのあるドーワでのプロジェクトに参加することに決めました。

マラウイでの生活では、世の中に出ていない情報を目の当たりにし、常識が覆される状況で現実を突きつけられ、
受け入れながら自問自答する日々が続いたそうです。

短期的な支援でなく、長期的に支援できる仕組みをどうやって作っていくのか。

やらなければいけない問題は山ほどありながらも、やれることには限度があります。
その結果、彼女は「職業支援」という選択をしたのです。

2つのプロジェクトをきっかけに日本にも

悩んだあげく、彼女はパートナーと一緒に2つのプロジェクトを行うことに決めました。
モリンガプロジェクトとチテンジプロジェクトです。

モリンガプロジェクト

モリンガプロジェクトではマラウイの学校の生徒を中心にモリンガの葉を乾燥・粉末化させ、
それを日本で販売した売り上げを、学費が払えない生徒たちへの奨学金に充てるプロジェクトです。

モリンガは知名度はまだ低いものの栄養価の高い木で、
高血圧、マラリア熱、風邪予防、頭痛、コレラなど300種類以上もの病気の治療・予防に効果があると言われています。

チテンジェプロジェクト

アフリカには多くのテイラー(裁縫師)がいるそうです。
しかしながら技術があっても仕事の場は少なく、貧困を強いられている人や売春に走らざるを得ない人たちが後を絶たない現状。

その人たちの雇用を増やすために、テイラーの作った服や小物を海外に輸出する仕組みを作っていくプロジェクトです。

ちなみに私もマラウイから送って頂いた服をきてみました。
色合いがとても鮮やかで、着心地もとてもいいです。

想いを届け、人に幸せになってもらうために

「私たちは未来を考えて生きている。ここにいる人たちは今を生きている。」

私は望実さんから聞いたこの言葉が、胸に刺さるようでした。

その事実を知らなくても、幸せに生きていけるこの日本にいながら、
実際に友人が現地で活動して想いを届けようとしている姿に、勇気をもらいました。

知らない世界のリアルを届けてくれる人たちがいて、
私たちは当たり前の幸せに気づけるのだと思います。

そんな彼女らがプロジェクトを実施するために、クラウドファンディングにも挑戦中!

詳細はこちら

どうか彼女らの想いが多くの方に届きますように。

らぶゆー!!

辻 望実プロフィール

写真右

福岡県立三池高等学校/熊本大学教育学部地域共生社会課程卒業 新卒で派遣会社に入社したものの働き方への疑問、学習への意欲を捨てることができず10ヶ月で退社。退社後は、貧困と教授法を学ぶプログラム「Fighting with the poor」へ参加中。 ヨーロッパ、デンマークのフリースクールで成人クラスにてアシスタントティーチャーとして1年間勤務。勤務終了後、2018年2月よりアフリカ、マラウィの教員養成カレッジでインストラクターとして勤務中。 マラウィのプロジェクト終了は出身地である福岡・熊本県、協働パートナーである山田の出身地、宮城県を拠点に共育活動に従事する予定。 太陽と畳が大好物。苦手なものは寒い気候。

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