エアロビのお姉さんこと鳥巣愛佳です。
パワー系女子という言葉に自ら吹き出しそうになりました。
運動指導者としてはひよっこもいいとこですが、実は4歳〜90歳までの運動指導の経験があります。
具体的に今までの運動指導の現場の例を並べると
子供向けダンス(hiphop/アイドル系)、子供向け体操、成人エアロビクス、成人ヒップホップダンス、パーソナルトレーニング、ストレッチ、筋力コンディショニング、高齢者チェアエクササイズ、高齢者全身エクササイズ、腹筋講座、トータルビューティ講座、競技エアロビックの指導、振り付け…
という感じでしょうか。
選択と集中せいっっっ!!!!
という言葉が飛んできそうですが、無理でした。
全部興味があって全部楽しい。
対象ややるものが違えど、フィットネスは全部繋がることがあるから好きなんですよね。
なので….いつかどこかに収まるのを期待してます←
ってとこで本題。
目次
24歳の私が高齢者の運動指導をしている理由
去年からご縁があって高齢者指導に携わらせて頂けるようになり、4月からは1人で90分のレッスンを担当させて頂くようになりました。
これが毎回、超勉強になっているのです。
運動指導の本質「安全性」が問われる
エクササイズの指導者が心がけることに「安全・効果的・楽しい」という3つの柱があります。
高齢者の運動指導はこの「安全」が、もんのすごーーーく大事。
グループで指導する際は膝や腰が痛い方、持病のある方など様々な容態の方々に対して、
同じ内容を提供しなければいけません。
声の掛け方、見せ方、説明の仕方、やり方の構成、環境への配慮…
不注意で怪我をさせてしまう可能性も十分にあります。
いつもよりも更に集中して行うようにレッスンしています。
コミュニケーション・トーキングスキルの必要性を感じる

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対象がこどもであれば正直敬語を使わずに、同じ目線に立って、リアクションを大きくして元気でいれば、それなりに上手く行ったところもあります。
それも慣れで習得したものでもあるのですが、
対象が高齢者になった途端に第一声、何を話そうか迷いました。
あれ…これ言ってもウケないなって。笑
トーキング技術を学ぶために講座を受けたり、コミュニケーションについて勉強したり
先輩に相談したりしたのですが、まだまだ試行錯誤。
運動指導の技術はベテランの方には叶いません。
でも私は私だからこその「楽しませ方」を追求したいんです。
だから如何なる現場でも通用するコミュニケーションやトークスキルを磨いて、もちろん効果も感じてもらって
笑顔で帰ってほしいと思っています。
そう気づけるようになったのも、高齢者指導という現場があったからですね。
思ったよりも面白いことが話せないなと思ったのでこんな本も読んだりしています。芸人さんってすごいな〜
勉強するしかない状況
今担当させて頂いているクラスは20名弱の高齢者の方々を90分間レッスンしています。
毎回同じ部分もあるけど、毎回違う身体の感じ方や発見をしてほしい。
めまぐるしく変わるエクササイズ情報への感度を高く、学びたいものへの投資は惜しまずにしています。
学んだものを即アウトプットして年齢問わず身体の変化を感じてもらえるのが嬉しいのです。
若いからこそ、やる
いい大学学部を卒業しても、競技エアロビックで世界大会に行ってても、どんなダンスのジャンルを踊れても、どんなに筋トレしてても….
高齢者の方々の前では、普通の若くて元気な運動指導者でしかないです。
踊りも自慢の腹筋も見せたことはありません。お客さんはfacebookもtwitterもこのブログも見ていません。
一人間として運動指導させてもらっている現場は、毎回が勝負です。
90歳を超える方々もレッスンの参加者の中にいらっしゃいます。
とある現場で
「あなたみたいな若い人にはわからないわよ」と言われたこともありました。
正直気持ちは、どう頑張ってもわからないです。
呼吸は深いし、食欲旺盛だし、体温調節の感覚もあるし、怪我したらすぐ治る、
太ってもすぐ痩せる、筋肉も鍛えたらすぐにつく…
「年を経るとね…」って言われても理解はできるけど、イメージつかないんですよ。
だって若いんですもん。
みんなもわからなかったでしょ?
何を言われたって、自分がなってみないことにはわからないです。
しかしそれをわかろうとする努力は、当然のことです。
わからないなりに元気を与えられるように、一生懸命にやる。これ意外の方法はないと思います。
年齢の近い指導者がやる方が、気持ちに寄り添える指導ができるでしょう。
ですが若い世代だからこそ、人生の先輩方の身体と生き方をしっかり見ておくべきだと思っています。
私はいつもお客様に育ててもらってます。
当然うまく行かないことの方が多いですが、このお仕事が大好きです♡
どんどん広げていきますよ〜
らぶゆーー!♡